キッチンを選ぶ基準は？タイプ別に解説

2021/07/29（最終更新日:2021/08/03）

お家作りの中で一番重視して考えるのが、「キッチン」。
ライフスタイルに応じてお勧めするキッチンのタイプを今回はご紹介します。

まずは全国約2,000人に調査した「住宅設備と生活意識に関する実態調査」をもとにご紹介いたします。

※「住宅設備と生活意識に関する実態調査」TOTO調べ（2016年）
（回答者：全国の20-79歳の男女）

キッチンに対する不満

毎日使用するキッチンには、機能性やデザインにこだわる人が多くいます。
その中でも、キッチンに不満を感じることベスト５が以下になります。

・キッチンに対する不満トップ5

• 1.作業スペースが狭い　28.1％
• 2.キッチンが狭い　27.8％
• 3.油汚れが気になる　20.3％
• 4.老朽化による汚れが気になる　20.0％
• 5.キッチンの掃除を面倒に感じる　19.9％

如何でしょうか？
機能面で不満を感じる方が多くいるのが現状です。

キッチンでしたいことトップ５

そして、キッチンでしたいことトップ５は以下になります。

・キッチンでしたいことトップ5

• 1.いつも清潔にしたい　72.2％
• 2.機能性を重視したい　67.8％
• 3.お手入れのしやすさを重視したい　67.3％
• 4.後片付け・お手入れ・お掃除を素早くしたい　65.3％
• 5.いつも整理整頓した空間にしたい　57.1％

調査結果を見ると、<手間をかけずに長く美しく使用したいというニーズが見えてきます。
昨今では、共働き世帯が多く、掃除やお手入れの時間がないご家族も増えています。
また、動線が短くなるように、キッチン周りの間取りにも変化が見られています。
リビング・ダイニングが同室で、キッチンと腰壁やキッチン本体などで仕切られているお家が2006年には21.4％だったものが2016年では28.1％となっており、キッチンとリビングやダイニングが一体になった間取りが増えていっていることが分かります。

タイプ別キッチンをご紹介

ここで暮らし合わせて選ぶことのできるキッチンのタイプをご紹介します。

壁付けタイプ

キッチンを広く見えたい方にお勧めです。

クローズドキッチン

料理に集中したい、匂いが広がって欲しくないという方にお勧めです。

アイランドキッチン・対面キッチン

ダイニングやリビングが見えるキッチンが良いという方にお勧めです。

他にもL型キッチンやシンクとIHが別個になっているセパレート型キッチンなどもあります。

ぜひ、今の生活からライフスタイルを考え、キッチンの見せ方・種類を選んでください。