インテリアカラーの選び方

2022/03/01（最終更新日:2021/11/10）

こんにちは！

設計部の土橋です。

 

本日は、仕様決めの際によく聞かれるインテリアについてお話させて頂きます。

 

お施主様の多くが一番悩まれるのが外壁ですが、

今回は、その次に相談されることが多い、お家の中の床と扉カラーについてお話します。

 

まず、ナチュラルなのか、ヴィンテージなのか、好きなスタイルを検討して頂きます。

その後、そのスタイルに応じて色を決めていくようになります。

が、ここでよくまとまりが無くなってしまう場合の例をあげます。

どうしても、床や扉、キッチンなど個々に実物を見てしまうと

それぞれで良いなと感じたカラーで決めがちです。

スタイルを決めているのであれば、統一感のあるカラーでそれぞれ、選ぶことをお勧めしています。

ただ、実物を見ると見た目や触ったときの質感などに一目ぼれして決めがちです。

実物の強みですよね。

インテリアコーディネートを考えられている場合は、始めに決めたスタイルを中心に

カラーを決めて貰う事を勧めます。

 

特にカラーにこだわりのないという方は、

使い方からカラーを検討して貰います。

例えば、傷と汚れが目立ちにくいカラーが良いというご要望が一番であれば、

メープルやチェリー色など、白くも黒くもない中間色をお勧めします。

他にも、広く感じられるお家が良いという場合は、床や扉カラーを

ホワイト色で選んで貰うと明るく広く感じる空間となります。

 

次によく相談されるのが壁紙色。

これは、私個人のおすすめになりますが、基本的に同じ壁紙で選ぶことです。

というのも、壁紙は将来張り替えられても2回ほどです。

どうしても、ノリで壁に接着させるため、張り替えられる回数は限られます。

そのため、壁紙で遊ぶのもたのしいですが、カーテンでお部屋の雰囲気を変えられることをお勧めしています。

例えば、壁紙は白ベースで、大きな窓にはかわいい柄物のカーテンなど。

カーテンが付く場所以外が、違った柄物やカーテンに合わないカラーの壁紙だと

どうしても部屋が狭く、ごちゃついた感じに見えてしまいます。

壁紙も単品で見るととても素敵に感じますが、

カーテンの設置のことも考えながら、検討してみてくださいね。