まずは、徳島県にファミリーとして新築戸建てに住むケースを考えましょう。
お子さんがいる方であれば、家を建てる際に子供部屋を作ってあげたいと思うかもしれません。
そうなると、客間などを合わせて4LDKもしくは5LDKの大きなお家となることでしょう。
もし、県庁所在地である徳島県徳島市で4LDKから5LDKの新築戸建てを建てるとなると、土地代の価格相場は約2,000万円ほどです。
とはいえ、土地代は月によってかなり相場が変動するので、各月の相場を知っておくとよりお得に土地を購入できます。
たとえば同じ4LDKや5LDKの新築戸建てを建てる場合でも、徳島県徳島市の過去1年間の土地相場代相場は2019年4月が2,002万円、5月は2,014万円、6月は2,011万円、そして7月の2,063万円をピークに、8月に2,032万円、9月に2,003万円、10月に1,976万円と下がっていきました。
そこからやや価格は上がり11月は1,988万円、12月に2,031万円、2020年1月に1,918万円、2月に1,938万円、そして3月には1,903万円となっています。
ただし土地代は年によっても相場がかなり変動するので、リアルタイムの土地代相場を知りたい場合には不動産情報サイトなどで確認したほうがよいでしょう。
もし夫婦2人で新築戸建てに住むことを検討しているのであれば、ファミリー向けと比較してもっとコンパクトな家を希望される方が多いでしょう。2LDKや3LDKといった間取りでよりこだわりのある家を建てるのもよいかもしれません。
もし3LDKの新築戸建てを建てたいのであれば、徳島県徳島市の土地代の相場はおよそ1,700万円です。
こちらも月ごとに土地代の相場は大きく変動します。2019年4月には1,666万円、5月は1,756万円、6月は1,685万円、7月は1,746万円、8月には1,734万円、9月に1,687万円、10月には1,732万円となりました。
その後土地相場はやや下がり11月に1,697万円、12月は1,662万円、翌年1月に1,655万円、2月には1,650万円、3月には一気に相場が上がり1,727万円となっています。
さらに3LDKよりもさらにコンパクトな間取りを検討している場合には、土地代も数百万円下がります。
たとえば3DKや2LDKの場合には土地代の相場は1,240万円前後です。
こちらも月ごとに価格が変動します。
2019年4月に1,493万円だった土地代相場はその後、5月に1,342万円、6月に1,295万円、7月に1,240万円、8月に1,152万円まで下がりました。
その後は9月に1,160万円、10月に1,171万円、11月に1,157万円、12月に1,232万円とやや上がります。
そして2020年に入り1月に1,213万円、2月には1,207万円、3月に1,238万円と推移してきました。
土地代相場は世界や日本の経済状況によって大きく変わるので、新築戸建てを希望する方は不動産相場の変動にも細心の注意が必要です。
徳島県内の土地相場を見てよさそうだと感じたなら、土地購入の手続きに入ることになります。
ではどのように土地購入手続きを進めていけばよいのでしょうか。土地売買の契約が成立したなら、そこで手付金や仲介手数料などを支払う必要があります。
手付金は一般的には土地購入代金の10%程度ですが、明確な決まりはないため売り主と買い主の合意によって決めるようにします。
もし不動産会社を通して土地購入を行うのであれば、仲介手数料の半額を契約時に支払います。
仲介手数料は取り扱う物件価格の3%プラス6万円が最高額と定められています。
それでも1,000万円を超える大きな買い物であれば仲介手数料も高額になることが予想されるので、土地購入にあたっては仲介手数料がいくらになるかもしっかり計算しておきましょう。
これらに加えて印紙税がかかります。
印紙税は契約金額が500万円を超えて1,000万円以下の場合は5,000円、1,000万円を超えて5,000万円以下の場合には1万円となります。
手付金と仲介手数料の半額を契約時に支払ったなら、物件の引渡し直前に残金を支払います。
ただし、このときには仲介手数料の残りの半額や登記費用やローン借入費用などの諸費用がかかることも覚えておきましょう。
ローンを組むのであれば、このときまでに借入金が支払われることを確認しておく必要があります。
徳島県で新築戸建てを建てる際の土地代相場を把握しておけば、どのくらいの住宅ローンを組めばよいのか、手付金や仲介手数料はいくらかなどの計画をスムーズに立てられます。
憧れの新築戸建てに住むために、十分前もって計画を立てはじめ、予算を計算するようにしましょう。
家を建てる際は土地代だけでなく建築費など別の費用もかかってくるため、慎重な話し合いと計画が必要となります。
入念な計画を立てれば、トラブルなく新築戸建てを手に入れられるでしょう。