ただでさえ高額な新築戸建てを定年後に買うなんて、無理だろうと思われがちです。
事前の資金準備や物件の選び方などのポイントを押さえれば、定年後でも新築戸建てを買うことはできます。
終の住処(ついのすみか)となるものですから、できれば住み心地のよい新しい家を手に入れたいと考える方も多いのではないでしょうか。
年齢とともに金銭面や体力面に不安が出てくるものです。
だからこそ、定年後の自宅購入は、最新設備の備わった、メンテナンスの手間が少なくてすむ新築住宅がおすすめです。
一般的に、新築戸建てには高額な物件が多いです。
さらに、定年後に住宅ローンを組むのは、かなり難しいと考えたほうがよいでしょう。
これらのことから、定年後に新築戸建てを購入しようと考える場合は、定年前からしっかりと資金を確保しておくことが重要といえます。
あわせて、物件の予算を低く抑えることも大切です。
定年後は夫婦2人の生活になるでしょうから、自宅の広さはそれほど必要ないでしょう。
キャッシュで購入できる小さめの新築戸建てを選ぶことをおすすめします。
人によっては、定年退職後も子供と同居している可能性があります。
その場合、子供用の部屋も考慮に入れた新築戸建て物件を探して購入しなければならなくなり、価格のアップは免れません。
そのため、もっともおすすめの購入タイミングは、「子供が独立した後」です。
夫婦2人であれば、広めの1LDKでも、ゆったりと暮らせるでしょう。
ただし、子供の独立を待っていたらかなりの年齢になっていた、という可能性もあります。
年を重ねるごとに、住宅の購入手続きや引越しなどが大変になってくるため、ある程度の計画を立てておくことも重要です。
都市部に住む大きなメリットは、普段の生活が便利になることでしょう。
年を重ねるごとに体の自由がききにくくなったり、病気を患いやすくなったりする可能性が高まります。
交通機関が発達しており、スーパーや病院に楽に行ける都市部に住めば、毎日の買い物だけでなく、いざというときにも安心です。
いっぽうで、騒がしい、のんびりできない、自然が少ない、空気が悪いなどのデメリットもあります。
定年後は通勤の必要がないため、郊外を選んでも不便さを感じにくいでしょう。
郊外を選ぶ大きなメリットは地価が安いことです。
つまり、物件価格が低い傾向にあるので、同じ予算でも都市部より広い物件が見つかることが多いといえます。
くわえて、毎年の固定資産税が抑えられるのも、メリットのひとつです。
さらに、都市部よりも物価が安いため、生活費も抑えられるでしょう。
また、畑作業などにも取り組みやすく、好きな人にとっては自給自足の生活も夢ではありません。
自然が豊かで空気もよいため、健康的に過ごせるという点も見逃せないでしょう。
しかし、スーパーや病院が近くにない場合が多いため、自家用車や、バスなどの公共機関といった「生活の足の確保」も考えておかなければなりません。
賃貸暮らしのほうが気軽でよいと考える人も少なくありませんが、定年後に年金収入のなかから家賃を払い続けるのは、意外と大変なものです。
若いうちから資金確保をしっかりと行っていれば、定年後でも新築戸建てが購入でき、終の住処とできます。
その場合に重要となるのが、タイミングと場所選びです。
今回の記事を参考に、自分たちの定年後の生活スタイルに合った住宅を検討しましょう。
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