社長ブログ

日本のお家は断熱性能が低い?

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こんにちは!

設計部の土橋です。

 

国土交通省の統計資料から、得た情報をお伝えさせて頂きます。

まず、一つ目。

登記の居間や水廻りが寒い住宅が多いという統計的な結果が出ています。

在宅中の居間の平均室温は「16.7℃」

在宅中の脱衣所の平均室温は「12.8℃」との事。

在宅中の平均室温が18℃以下が居間に関しては6割、脱衣所に関しては9割という結果に。

脱衣所が寒いと、必然的にお風呂との温度差が激しくなります。

よく聞くお話かも知れませんが、

入浴中の急死者数は、交通事故の死亡者数よりも多いと言われています。

入浴事故は、11月~3月に多発しており、不慮の溺死や溺水は、交通事故による死亡者数より多くなっています。

男女別に見ると、男性の方が圧倒的に多いようです。

 

加えて、断熱性能が低い住宅は、夜間に室温が急激に下がります。

昭和55年基準相当の断熱性能の住まいは、0時に室温が20℃の場合、

朝の6時には0.5℃まで下がります。

0時と比較して15℃近く定価することが分かります。

 

暖房を入れていたとしても、昭和55年省エネ基準相当の住まいの場合は、

居間と浴室の室温差は12℃以上あり、暖房を入れていない浴室との差が大きいことが分かります。

 

ちなみに、冬季死亡増加率をご存知ですか?

12~3月の全国の死亡者数は4~11月に比べて17.5%も増加しています。

意外にも寒冷な地域よりも温暖な地域の方が冬季の死亡増加率が大きく、

その原因は断熱性能が高い住宅の普及が進んでいないためともいわれています。

 

暖冬とはいえ、断熱性の向上を念頭に住まいを考えてみてくださいね!

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